Raspberry Pi 3 インストールと設定メモ

今更だが Raspberry Pi 3 を使い始めた。
まずは OS のインストール。
(PC側作業)
NOOBSをダウンロードする
ダウンロードしたzipをPC側で展開する
SDカードフォーマッターを使って(micro)SDカードをフォーマットする。
『論理サイズ調整 ON』でフォーマットする。
microSDにzipを展開した中味一式を書き込む。

(ラズパイ側作業)
上記 microSDカードを刺す。
HDMIディスプレイ、USBキーボード、USBマウスを刺して、microUSBケーブルで電源を供給すると、起動する。
GUI画面の最初のメニューから Raspbian を選んで installをクリック。あとはインストールされて、完了する。

日本語化作業
次回のOS起動から、GUI画面まで起動してウィンドウ環境となっている。
スタートメニューっぽい所から Raspberry Pi Configuration を選んで、日本語の設定にして、再起動を促されるので再起動すると、
あらまぁ、メニューの日本語らしき所が全部謎の四角形?!

続く。

ヘッダーのメーター付き基板

「ヘッダーの写真のメーターの付いた基板は何?」というご質問をツイッターの方で尋ねられましたので、資料を貼っておきます。
社内の勉強会で回路図を読もうという話をした時に、ロジックICの説明をするために作って、みんなに触ってもらった物です。
ロジックIC、LEDと消費電流のデモボード(PDF)

入力がHigh、Lowのとき、ロジックICの消費電流は大変小さく、メーターはほとんど触れませんが、入力ピンをオープンにすると、途端に針が振れます。ひょろりの外へ伸ばしてある青い電線に手を近づけると、消費電流が増減するのが分かります。
(これを応用するとテルミンが作れるかも?)

このデモ基板を作ったのは2009年の秋頃だったりするけど、針式のメーターが秋葉原でもなかなか売って無くて探し回った。結局 買えたのは川崎駅近くのサトー電気さんだったかな。
もう日本製のメーターは無くなってきた代わりに、その後は台湾製や中国製が増えたのか、最近は千石の一階で見たし、秋月にもあるようです。

9月もそろそろ終り...

1ヶ月、全く書かないのもなんなので。

9/12に予約したiPhone6s、店舗受け取り (向ヶ丘遊園のノジマ)にして
昨日日曜にノジマから留守電に連絡があり。今日、折り返し連絡すると、届いているが、店の混雑が大変なので来店は明日以降にして欲しいとのこと。水曜日夜と回答。

(8/14 金曜分) 生田緑地 宙(そら)と緑の科学館

改装してから初めて行きました。というか改装前に入ったことがなかった。
宙と緑の科学館

お目当ては メガスターⅢ FUSIONによるプラネタリウム映像 「宇宙の姿を求める旅」。
メガスターⅢの星空投影は素晴らしい。天の川ももやっとした雲状のものを投影しているのではなく、一つ一つの星をちゃんと投影している感じがなんとなく分かり、「迫力のある星空」を表現している。

メガスター3 FUSION

(8/13 木曜分) 映画: バケモノの子

新百合ヶ丘で 最終 21時台の回で観賞。(以下ネタバレもありで注意)

前知識ゼロで… 正確には「少年がバケモノに弟子入りして強くなる」程度の予告のみの情報だけで観に行ったが、想像をはるかに超えたクオリティの高さだった。
主題的には、「少年の成長」だろうか。しかし、子供に接する側の大人も、師匠、失踪した元父親など、様々な登場人物がいて、「父の側の立場としてはどうするだろうか」という点にも触れている。

宮崎作品だと、異界に出入りするとか、魔法とかにすごくルールが厳しい。細田作品はその点ユルいが、それでメインストーリーが台無しになることはなくて、そこに新鮮さを感じる。
日本古来の妖怪に縛られずに妖怪ウォッチを作ってしまうような。
主人公の少年は、異界に行ってから何年も過ごすが、そのうち両方を行き来するようになる。

宮崎監督が、少年が主人公の映画が要るんだ、でも難しいんだ、と吐露しているところで、バケモノの子で細田監督がそれをしっかり、しかも爽やかにやってしまった。ジブリはやっぱり、後進に道を譲る時期に来てしまったなと思う訳です。

細かい部分では・・・やっぱり出てくる行政窓口。
チコは、なんの動物なんでしょうね。

派遣法改正案の問題点、そして野党がやるべき本質的な議論。

改善?改悪?派遣法改正案のポイントを整理 (日本テレビ系(NNN))
改正案の問題点が大変分かりやすい動画。(2分18秒)

派遣法改正、“雇い止め”通告 広がる不安 (TBS News i)
>厚生労働省によりますと、派遣労働者は全国でおよそ126万人。そのうち49万人が“専門26業務”に就いています。

この49万人が、3年で終了の対象者で、法改正を睨んで、もうあらかじめ切っておこうとする動きも始まっています。

[2]最長3年へ、派遣の専門26業務撤廃 (ITpro、登録必要)
>ソフトウエア開発に携わる派遣技術者の無期雇用は約2割にとどまるのが現状だ(図3)。約8割は有期雇用となっている。

派遣元で無期雇用者であれば3年の制限はありませんが、ソフトウェア開発している派遣技術者の無期雇用化は進んでいません。

私は今回の改正に反対であるし、野党には踏ん張って頂きたいとは思っていますが、野党の、「生涯派遣だから反対」「固定化するから反対」という主張と、それでいて 26業務存続を望む(≒派遣で仕事を続けたい)という主張は矛盾していると思います。

労働法学者みたいな人達は「本来 派遣は一時的な働き方であり、無くすべきである」と繰り返しますが、実際は企業側は、コストが安いなら使うよ、高く掛かる(正社員として雇う)なら使えないよ、というのが本音かつ実態であり、 その状況の中で、企業にとっても、労働者にとっても派遣就業によって仕事を確保できているのが、現状です。

また、派遣労働者の中にも、正社員を希望しない人が一定の割合で存在します。正社員になると残業などの負担が増えるため、子育てや家庭の事情、私生活との両立が難しくなる立場の人が、あえて派遣という働き方を選んでいます。

派遣社員が正社員の打診を断る理由 1位「負担が増える」、2位「人間関係が煩わしい」 – 夕刊アメーバニュース

このような実態を十分踏まえた上で、労働者の働き方に対する自由度を制約せず、雇用機会は残したまま、待遇の低さについては手を入れるような法制化を目指すべきです。

改正するなら、次のような方向にするべきでしょう:

  • 専門26業務を含み、派遣で長く続けたい人には続ける自由を残す。 本来派遣就業は、本人の意志でやめたくなったらすぐやめられる自由があります。やめる自由/続ける自由の両方があれば良い。
  • 同一労働同一賃金を推進する。 派遣就業者は、役に立たなければ契約を切られるという緊張感から仕事のアウトプットを意識している一方で、「あの正社員、たいして貢献していないのに高給で安泰だな…」という不公平感を感じています。 行き過ぎた能力主義にならない範囲で、同じ仕事をしているなら報酬も同じにする。さらに、教育が不要でいつでも契約を切れる便利な派遣労働者は、その分、正社員より時給が高くなるべきです。そうすれば、「派遣より正社員を雇おう」というインセンティブにもなります。

派遣法改正案は、今国会で3回目の提出にもかかわらず、このような議論にまで深まるには全然至ってないのは嘆かわしいことだと思います。与党は今国会の会期を8月まで延長することを検討しており、実際そうなれば、審議拒否や委員長への飛びかかり暴力などの馬鹿げた戦術も、少しの時間稼ぎにしかならないでしょう。

労働状況の実態を踏まえ、(維新がやったように) 内容を修正した対案となる法案を作成し、自民案にぶつけて飲ませる。当然飲まないでしょうから、そこで議論を継続する。野党にできる事は、もっと色々あるのではないでしょうか。

BTRON Club 103th.例会

坂村先生より、前半は将棋 電王戦の話題。PCと人間の対戦について、6ヶ月前にPCの対戦ソフトを貸し出して、そのままバグがあろうと修正は不可というルールでやっていた。ソフトは公開もされていたので「ハメ手」をアマチュアが見つけた件を、対戦予定の名人は知っており、本番で使われる事に。(「角 成らず」の話と思われる)
将棋連盟という”ギルド”が、人間が負けることを避けたい意向がありそう。レギュレーション問題は難しい。以前はなかったPCのハードウェアの標準スペックや、6ヶ月前貸し出しルールが作られた。ディープラーニングやビッグデータ、シミュレーテッドアニーリングなど使えず、スタンドアロンPCという制限が設けられているが、それら最近の技術が使えれば、もうコンピュータがほとんど勝ってしまうであろう。
人間とコンピューターという”異種格闘戦”で、公正なレギュレーションは作れるのか? カロリーが同じであるべきとの案も浮上。「公正」がクセモノ。日本人は「貧乏な人は買えないから」とETC付けないクルマも配慮したが、シンガポールでは義務化で普及が進んでいる。日本的な悪平等。将棋連盟も20代のプロが生まれるなどで変わりつつあるか? 大会開催によって、今まで人間しかできなかった分野で人工知能使われる事が身近に感じられる効果は良い。人間と機械の良い関係を探るという点で、人と機械がタッグを組んで「電人」として戦う方式ではどうか。
後半はRICOH THETA デベロッパーズコンテストの件。東京メトロと同じでオープンAPIでコンテストをしてはどうかと先生が提案。メトロの賞金は200万だったので、との押し?で、賞金総額は500万に。応募は6/10まで。
会員からの発表、TK-1を今使う案に絡んで先生からBTRONの話題。インターネットやクラウドの環境が十分発達した今、昔のBTRONのようなものは今は意味がない。なのでITRONも不要な物は取って軽くした。リアルタイム性の必要なプロセス管理など、本当に手元に残すべき物は限られる。キーボードに関してはここ30年くらい新しい物も出ず余り変化がない。(携帯のテンキー入力くらい?) BTRONについては30周年を契機に(でも東大退官までに?) “ネット化”はまずやりたい、またチップを作る敷居も下がったのでチップももう一度やりたい。キーボードについてはその次、くらいの意欲。

個人的には手元にあるガジェットにはやはり思い入れがある方なので、なんでもネットを使えば、という前提は、(大いに利用していいものではあるが) いまひとつ抵抗感も残っている。「手元に残すべき物は何か」は重要な考えに思えた。
すぐに思いつくものは、リアルタイム性のほかに、コンテキスト・アウェアネスな所やユーザーそのもののセンシング(ヘルスケア情報を含む)、電卓的なその場の情報処理や、端末そのものの物理的利点(非常時にはライトになるとか)、それと感情的な所で手触り・質感・所有欲…だろうか。

(2/11分) HAYABUSA2 RETURN TO THE UNIVERSE

2/11 建国記念日の祝日、また淵野辺へ足を運んで、
相模原市立博物館のプラネタリウムで「HAYABUSA2 RETURN TO THE UNIVERSE 」を観賞。これは 3回目。

今回の目的は、販売開始された、同映像作品の DVDの購入。
DVD収録分は、プラネタリウム上映内容から、さらに若干の修正を加えた事が、監督の上坂さん自身がtwitterで触れている。

トレイラーと比べて明らかに違うのは、トレイラーでは H-2Aロケット側面に はやぶさのイラストが無かったのが、DVDでは描かれている所。
プラネタリウムはどっちだったか忘れたけど、多分トレイラーと同じ。

h2rttu-compare

また、聞き取って文字起こしなど。

(1/24 sat.分) BTRON Club 102th.例会

すっかり書き込まなくなっておりました。反省。
——–
BTRON Club 102th.例会 @ 五反田、YRP ユビキタスネットワーキング研究所(UNL)

・ucode on Bluttooth Low Energy 今月末から池袋で実証実験予定
・TRON 30周年。オーブンソースでやって来た。次の30年はオープンデータ、オープンAPIで。
・ucode on BLE とiBeaconの比較。どちらもアドバタイジングを利用。片方向。ibeacon の問題点: 遅延、アプリにつきタグ20個まで? アップルの囲い込み戦略。
→後で確認すると、仕様公開されていた:
「Bluetooth LE ucode マーカーパケット仕様」を公開しました (T-engineフォーラム)
http://www.t-engine.org/ja/2014/download20141202.html
iOSアプリも既に有り。
・パブロン、前立腺、他。

「TK1 持ってる人は?」で、参加者ほとんど全員手を上げたのには驚愕。w
※TK1…PC-9801の頃に発売されたTRONキーボード。

新しい aitendo に思う。

秋葉原へ散在に行く。

aitendoの店舗が新しくなってから、初めて行った。
店の位置は遠くなって不便になったが、新しい店内は十分に広く、豊富な品揃えを全て陳列している感じで、嬉しくなってしまう。
新直営店オープン風景

しかし。沢山あるパーツケースのうち、受動部品やスイッチなど、細々としたものの半分くらい? は、引き出しにただ ジャラッと部品が入れてあるだけで、型番や、何個で何円か、などが書かれた札も何もない状態。部品の現物を見て、これ良さそう、と思っても、これは一体幾らなのか、型番からデータシートを探して確認したいのだが… と思っても調べようがない。
店内には何カ所かに iPadが置いてあって、お客さんに、どうぞ検索に利用して下さいという状態になっていたが、このような状況で型名も分からなず、仕方なく「タクトスイッチ 7.5mm」などと検索してもヒットせず、調べようも無い物も。
恐らくは、足りない部分は今後、整備されていくのだろう。

粗はあるものの、狭かった店舗が倍以上の広さの新店舗になって展開されたのは、やはりaitendoの取扱品目が多く、利用客も増えてきている背景があるのだと思う。

ちょっと複雑な感情がわき上がる。
秋葉原のパーツショップを、高校生の頃から利用して以来、30年以上経つ。
ADOパーツショップや国際ラジオなど、店を閉じた所もあれば、千石電商のように少し店を大きくした所、マルツパーツのような新しい所もできたが、ラジオセンターやラジオデパート、秋月など、昔からずっとある店は多く、そのほとんどは昔と変らない場所で、すごく狭い店舗で、今まで延々と続いている。
秋月は商品管理はキッチリしているけれど、古くから有る店は、パーツ棚の商品がホコリをかぶって汚くなっていたり、今時使うの? 的な、’80年代の部品がそのまま残っているような店もけっこうある。(ラジデパ2階のとある一角の店もそんな感じだが今日行ったら無くなっていた)

aitendoは店員の若い女性が中国圏の人のようだし、取扱品目にも中台メーカー品が多い。

この様子が、そのまま国内と中台アジア圏の電子産業の様子をそのまま写しているように思えるのだ。

秋月の商品には全部コードが振られており、Webで検索でき、価格も明確になっている細やかさがある。しかし店舗は狭く、いつも客で溢れかえっている。
aitendoの商品管理は不十分だが、繁盛しているから店を大きくしちゃえ、と判断した訳だ。 方や、現場は工夫しているがトップのビジネス的判断で店を広げようといった決断はされていないが、もう片方は決断も実行も素早かったと。 これはそのまま、日本企業と中台・新興国企業のビジネスのやり方・慣習そのものではないかと、感じる訳である。

何が言いたいかというと、つまり「秋月、もっと頑張れ」という事である。