(7/12 sat.分) BTRON Club 例会 100th.

(先週の土曜の話を今頃書きます)
Bクラ 例会。今回が100回目。
今回の会場は、東京大学の、ダイワユビキタス学術研究館。
本郷三丁目に行くのが初めてで、まず新宿で大江戸線への乗り換えに悩み、東大に着いてからも、広いキャンパスの中でダイワユビキタス学術研究館を見つけるのに迷ってしまって、15分ほど遅刻。

daiwa-244ダイワユビキタス学術研究館

坂村先生からは、ucodeがMicrosoft Azureと提携する話。
既にメディアには報道されている内容。
「YRPユビ研と日本MS、ucodeとAzureを連携したIoT技術基盤構築で提携」

この建物は大和ハウスからの15億円の寄付でできたという。その経緯もあって、地下階には大和ハウスが昭和30年代に販売して成功した、プレハブハウスの解説資料の展示室になっている。
参加者へもお披露目となり、みんなで地下階へ移動して閲覧した。
ただパネルがあるだけでなく、プロジェクションマッピングと動画による解説や、ページを自由に読み進められる投影パネルなど、見せ方が工夫されている。

daiwa-196ミゼットハウスの解説資料展示

WordPress の twenty fourteen カスタマイズ メモ

ブログの記事の投稿画面に「コメントの投稿を許可する」の有無をチェックする項目を表示させる
新規投稿画面の右上、「表示オプション」に設定がある。

カレンダーなどを入れる
ダッシュボードの「外観」→ 「ウィジェット」に設定がある。

ブログの各記事のタイトルの英文字が全部大文字になってしまうのを直す
wp-content/themes/twentyfourteen/style.css の中で、
.entry-title { ~ にある、
text-transform: uppercase;
“uppercase”を”none”に書き換える。

各記事のカテゴリタグも全部大文字になってしまうのを直す
.cat-links { ~ にある、
text-transform: uppercase;
“uppercase”を”none”に書き換える。

記事の本文部分の横幅をもう少し広げる
/** 6.0 Content ~ の下にある
.page-content { の下、
max-width: 474px;
ピクセル数を増やす。

.css については こちらを 参考にさせて頂きました。

近況…OpenBSD、VMwareでリハーサル中。

すっかり書かなくなってしまいましたが。

fit-PC2 という超小型ファンレスPCを温存していました。とりあえず、SSDを内蔵させ、Windows XPをインストールして動く程度までにはしていたのですが、この4月で XPのサポートも切れたので、本ブログなどの Webサーバとして使おうかと考え始めました。

現在、Webサーバとして動いているハードウェアは、Sizka Pro という x86系のマシン。 CPUは AMDのGeode、ファンレスなのはよいのですが、かなり発熱が大きい。 500MHzのクロックを、BIOS Menu で333MHzに下げてあるのだけど、それでも熱い。

fit-PC2は1.6GHzで、これも発熱はそこそこ高いですが、触った感じでは Sizkaよりは少し低い感じです。そこで、fit-PC2 で NetBSD & wordpress が動けば、この、反応の遅いブログを改善できるでしょう。
あまりに重いので、独自の CMSを作ろうかと考えていた所だけど、自作せずに済む。

そこで、fit-PC2に NetBSD をインストールし始めましたが、問題がありました。インストール途中で、
> pckbc0 at isa0 port 0x60-0x64
という表示で、どうしてもハングアップしてしまう。
ググってみると、どうも fit-PC2のキーボードエミュレーションが悪くて、固まってしまうのではないかという海外サイトの書き込みを見かけました。
(参考)

カーネルをいじってうんぬん…という試みを試した書き込みも見かけましたが、ここでハマるのはちょっと嫌だなと思い、それならば、と、OpenBSDならどうだろうとググってみると、fit-PC2で動かしている例があるようでした。
このへんまでで、5月の連休の作業。

OpenBSD は NetBSDとまた色々と流儀が違うでしょうから、インストールだけできても、Apache, PHP, MySQL, Samba,…と、また大量のセッティングで躓かないとも限りません。そこで、まずは VMware の中で、Wordpreesを動かせるまでトライし、最後まで進められる事を確認してから、fit-PC2 に入れようと考えました。

始めてみると、やっぱり色々ひっかかりました。OpenBSDはセキュリティの設定が厳しく、NetBSDに比べると安全な代わりに制約が多くて不便、といった点が色々。
それでも、現在、Apache, Samba, PHP, MySQL, myPhpAdmin も入って動作し、いよいよ WordPressを動かそうとしている所です。

# # #
マイコンで作りたい物、計画していた物も 沢山あって、手が回っていないのが心惜しいのではありますが、あれもこれもチョットずつ並行して進めるなど、できない性格とスタミナ。
一つずつ、片付けていくしかありません。

MSP430 マイコン温度ロガー ソースコード公開

MSP430G2553と、I2C接続の温度センサ、EEPROMを使用した、温度ロガープログラムのソースを公開します。

本プログラムの実行には、上記 周辺ICの接続された回路と、USB-シリアルなどの PCとの接続手段が必要です。
(回路図は 以前掲載したこれ。KiCad版。)
また、シリアル端末からのコマンドや取り扱い説明など、本来、色々ドキュメントが必要であり、それら無しでは単なる不親切なモノでしかないのですが、追々揃えていくつもりです。

ダウンロードページはこちら

これは、温度ロガー基板を冷凍庫に入れて測定した結果をダンプし、Excelでグラフ化したものです。 -18℃といった温度が記録できています。
リチウムコイン電池、CR2032 は、カタログ上は -30℃まで使用できるようです。

冷凍庫の温度ログ
冷凍庫の温度ログ

Lattice PLDのセミナーを受講

木曜日は、仕事先で集団受講のチャンスに加わって、LatticeのPLDの講習を受講しました。
講習の内容は Latticeの開発ツールの Diamondの使い方の説明と演習です。
Mach XO2は比較的 低価格な方のPLD (FPGA)なのですが、回路情報のFlashメモリは内蔵なので、外付けの必要は有りません。
また、SPIやI2Cなどは最初から内蔵されていて、HDLで自分で組まなくて良いなどの利便性があるなど、なかなか面白そうなデバイスでした。

MachXO2 breakout board
MachXO2 breakout board

演習で使った Mach XO2の評価ボードをそのままプレゼントで入手。