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MSP430 Launchpadを使った I2Cデバイス アクセスツール

I2Cデバイスはマイコン周辺の機能拡張に便利ですが、チョット試しにアクセスして挙動を見てみる、といったことが気軽に出来ません。
シリアル端末から簡単にread/writeを試せるツールを作りました。

i2c-access-tool

内容は以下:

MSP430 LaunchpadによるI2Cアクセスツール-web (トラ技通信 投稿原稿ほぼそのまま)

公開ソース類はこちら。

トラ技通信 第2号に掲載された投稿: インダクタンス測定用簡易治具

トラ技通信 (CQ出版社)

第2号 (2013年7月1日発行)向けに投稿し、掲載頂いた原稿を、ほぼそのまま公開します。PDFです。
インダクタンス測定用簡易治具-web(PDF)


(2014/3/21追記)

スパムコメントが多いので全面的にコメント非許可にしておりましたが、普通のコメントを頂いたので、掲載します。

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(2014年3月18日 15:48 に投稿)

こんにちは
楽しく拝見させていただいております。

「インダクタンス測定用簡易治具」
を製作しようとしていますが、数式に疎く、
周波数からインダクタンスを求める計算がうまくいきません。

計算方法が合っているか、
PDF 表-1 「冶具回路によって測定した結果」
の実測周波数値で計算してみても、違うL値がでてしまいます。

L1=1/(4π²*f²*C)

のコンデンサーは500pFの500を式にいれればよいのでしょうか?
そともF(ファラッド)に換算して0.0005と入れるのでしょうか?
周波数も246KHzなら246と式にいれればよいのでしょうか?
また*は掛け算でよいのでしょうか?

部品箱に容量不明になったスピーカーネットワーク用コイルがいくつかありますので
インダクタンスを測定したいのです。
範囲は0.1mHから10mH程度です。

よろしくお願い申し上げます。

和歌山県 フジタ
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(2014年3月18日 17:13 に投稿)

すみません。
さきほど「インダクタンス測定用簡易治具」の件で質問させていただいたフジタです。
自分の間違いがわかり自己解決しました。

4π²の計算の仕方が違っていました。

4×3.14を2乗していたのが誤り

4×(3.14の2乗)=39.4384で計算すると上手くいきました。

ありがとうございます。
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既にお気づきのようですが、
f = 1 / (2 * π + √(L * C) )
を式変形した物で計算をします。

(参考:LC共振回路 (Wikipedia))

Lの単位は H (ヘンリー)、C の単位は F (ファラッド) ですので、
100pF なら 100E-12 (電卓的表記で) 、 100×10^-12 となります。
インダクタについても同様です。

簡易治具ですが、トランジスタは、fT が GHz帯まで対応している品種の方が、上手く行くようです。

トラ技通信 第1号に掲載された投稿: MSP430 Launchpadを書き込み器に流用する

トラ技通信 (CQ出版社)

第1号 (2013年5月1日発行)向けに投稿し、掲載頂いた原稿を、ほぼそのまま公開します。PDFです。
MSP430 Launchpadを ライタ/デバッガとして使う-Web

内容は、TIのワンチップマイコン評価ボード、MSP430 Launchpad のSpi-Bi-Wire信号を引っ張り出して、別のターゲットの書き込み器に利用しちゃいましょう… という、分かっている人には至極当たり前な内容です。(^-^;;;)

なお、トラ技通信は、「同人誌」だそうで、投稿して採用された人だけが閲覧できるルールのため、普通の人は残念ながら見ることが出来ません。投稿に挑戦しようとしている人は、難しく考えているかも知れませんが、この程度でもOKなんだ、という参考にはなるかも知れません。
第1号は21人分の投稿が掲載されています。全員採用されたのかな~と思ったら、スラド日記のコメントによると不採用の例もあり。 内容が技術的に高度かどうか、よりも、体裁が整っているかどうかが採否ラインのように思えます。

原稿の冒頭で、「MSP430 Launchpad は、非常に安価で…」と書いた直後に、販売価格が値上がってしまった件については、
スラド日記: MSP430 Launchpad、プロモーション価格が終了して2倍に値上げ… $4.3→$9.99 に書きました。