DCDCコンバータは効率こそ命、ではない


DCDCコンバータは変換効率こそが重要か?
DCDCコンバータは変換効率こそが重要か?

仕事先の若い人向けに見せようとしている資料より。
何か、新設計の基板があるとする。当然、電源が必要である。オンボードで降圧型DCDC電源を採用するとき、様々な市販ICの中から選択することになるが、採用の可否はどのようにして決めれば良いか? という話題。

DCDCコンバータによる電源回路は、もちろん変換効率が高い方が望ましい。が、その回路の採否が決まるのは、効率の良い/悪いよりも、損失が許せる/許せない である。
上の図は、変換効率 66%でも使えた例と、92%でもあぶない実例を挙げた。
左の場合は損失が1W程度と少ないので、プリント基板上の自然な放熱でも連続動作ができている。右の例だと損失が 3.6W超え、FETが90℃を超えた。放熱器などを付ければ改善可能だろうが、採用ターゲットの基板の面積が小さく、それは許容されない条件だった。
ぐぬぬ顔はアレだが、特定少数に見せるだけだから..:-)