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(Japanese, S-JIS)

2012年 辰年

Making

新年は辰年。
龍、竜、ドラゴン。十二の干支の中では唯一空想上の生き物ですが、 それだけでカッコイイし、タツノオトシゴも使えますね。

今回も年賀状印刷カタログを見たりして参考に。
日本の竜は、蛇のような細長い胴体をしています。

西洋のドラゴンは、恐竜の首長竜のように、ふくらみのある胴体があり、翼もあります。
写真はWikipediaのDragonのページより。

絵になるのはこっちかなと思い、西洋タイプを模することにしました。

竜で思い出したのはジブリの映画「ゲド戦記」に出てきた竜。

ペーパークラフトの本が出ているようで、かなり精巧なものが出来上がるようです。
これはなかなかカッコイイ。 こんなのができたらいいけれど難しそう。

特に、細長い首が、紙だけの可塑性で維持できないだろうなと... どうする?

困った時の100円ショップ。

細い針金を使っちゃえと (^−^;;;)

とりあえず、翼の部分を作ってみました。

配線用のラッピングワイヤで節目を束ねています。

ふくらみのある胴体はどうしようかと悩みましたが、首に針金を入れるのなら、 胴体もその延長で、さらに尻尾まで作ればよいかと思いつきました。

なんとなく作り始めた輪っか。

段々出来上がってくる胴体部分。
ラッピングワイヤで縛ってもズレてくるので、ハンダ付けにしました。
骨組みは完成です。

ここまで設計図とかスケッチなどは何にもありません。まったく手感覚の行き当たりばったり。 (^−^;;;) 足下が散らかっています(汗;

骨組みの上から色紙を貼っていきます。
重ねながら貼ることで、あのペーパークラフトのような、うろこ的な、鎧のような表皮を表している・・・つもり。
これもかなり適当です。
胴体部分はだいたい塞がりました。
毎年話題になっている、阿佐ヶ谷の七夕祭りの張り子を思い出します。w

でもこれは、アレのように精巧ではなくスキマだらけだったり。

来年は、ペパクラデザイナーとか使ってちゃんとピッタリしたものを作りたいなぁ、などと考えつつ。

首の部分は扇形に切った小さな色紙を何枚も重ねて巻いていきます。
ソレっぽくなってきた!
翼も付けました。

なんだか羽ばたき型の模型飛行機みたいです。

頭部分も作って取り付けて完成!!

顔部分も展開図などは無しです。
折り紙で台形の箱形を作ってみては貼り合わせる、いきあたりばったり手法で作りました。

撮影の時は、針金でつり下げる台座を作って背中の部分をひっかけて空中に浮かせています。


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